ベトナムでバイリンガル子育て

塾、というか補習・・・

2009年10月5日(月)

ベトナムの先生(公務員)は、日本と違い副業が認められています。ベトナムでは、教師というのはステイタスはありながらも給料が驚くほど安い職業なので、先生たちは積極的に副業をします(笑)。あるいは、給与の不足を副業で補えという、政府の方針なのか(爆)。

で、その教師の副業の第一が、塾というか補習のようなもの。学校が終わってから、自宅や学校の教室などで教えるわけですね。

そしてここがベトナムの教育現場の負の部分なのですが、副業の塾のほうに熱心で、本業のほうに熱が入らない・・・という点。ひどいのになると、自分の塾に入っている生徒には贔屓でいい評価をつけるとか、教室ではまともに教えず、「わかりたければ塾に来い」とか・・・。

まあ、もともとベトナムの教育の質は高くないので、必然、補習というものが必要になるのかも知れませんが・・・。

僕は別に「学校の成績なんて悪くてもいい」派でしたが、それでも落ちこぼれてしまう・・・というのも考え物だし、かわいそう。「先生はわからなくても説明してくれない」と。

ということで、仕方がなしに放課後、その塾というか補習を受けることにあいなりました。最初は少し嫌がってましたが、行ってみれば「わからないところをよく教えてくれる」と、本人も喜んでます。ちょっと複雑な気分ではありますが・・・。

娘の小学校は、午後4時終業。それから15分休憩で、5時15分まで1時間の勉強。それが、月・水・金の週3回。

自分の小学校時代を振り返ると、遊んでばかりで塾なんて行っていませんでしたし、今でも「子供はそれでいい」と思ってます。が、結局こういうことになってしまいました。


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