2009年7月
転んだら誰が悪い?
2009年7月5日
例えば子どもが自分で散らかしていたおもちゃに、自分でけっつまずいて転んで泣いてしまった場合。あなたなら、どうします?
僕なら、「ほら、ちゃんと片付けておかないから、蹴っつまずいちゃんでしょ!」か、「ちゃんと下見て走りなさい」。それと「痛くない!」ですね(笑)。自分が思うに、日本人の平均的な反応だと思うのですが(たぶん)・・・。
ところが、ここベトナムでよく見かける光景ですが・・・。
「まあ、大丈夫。もう、この床、悪い子ね!」と言って床をペシペシとぶつ。悪いのは床やおもちゃであって、本人の不注意ではありません(笑)。
うちの家内もそうですし、スーパーなんかに出かけたりしても、時々こういう光景を見かけます。親の反応は、ほぼ100%変わりなし、床ペシペシです(爆)。
こんな子どものうちから「自分は悪くない」って思考を植え込まれる(?)から、ベトナム人はものの見方が自己中心的なんでしょうか(爆)。
意見の相違
僕はかつて山登ラー、それもかなり気合を入れた山をやってました。ヒマラヤ8000メートル峰の遠征経験もあります。 右の写真はアメリカ・ヨセミテ渓谷で。岩峰の間にロープを渡して綱渡りしてます。ロープ見えませんけど・・・。
そんなわけで、「人間の体は強烈な負荷を与えることで強くなる」という、まあ経験からきた信条があります。
昔は冬山シーズンになると、「耐寒訓練」と笑止・・・もとい、称し、部屋の窓を開け放してタオルケット一枚で寝ていたものです。もちろん、氷点下ン十度という雪山の寒さに負けない体を作るため(笑)。人間、こういう負荷を与え続けていれば丈夫になるもんです。
で、本題に入りまして^^。
うちの子供らは、あまり丈夫とは言いがたい体をしています。すぐ風邪ひいたり、熱を出したり。
自分としては「負荷が足りない、もっとつらい目にあわせろ」と思ってしまうのですが、しょっちゅうこのあたりで家内と意見の相違が生じ言い争いとなります。
家内は自分から言わせれば、超過保護。汗ばむ陽気なのに半袖シャツでバイクに乗せてはいけない、そこらへちょっと買い物に行くにも帽子をかぶらせないといかん、少し咳をしただけで医者へ連れて行く・・・。
「んなわけあるか、大丈夫だ」と一喝すると、これまた逆切れ(?)激怒。
困ったもんです・・・。