ベトナムでバイリンガル子育て

2009年10月

漢字とカタカナ

2009年10月28日

最近日本人補習校の国語授業(小学校1年)で漢字が出てきて、毎週宿題に漢字練習が出ます。

娘のユミはカタカナがかなり苦手なので、さらに漢字かと親は心配でしたが、意外やすらすらと覚えている・・・。カタカナより漢字のほうが、読み書きともにうまいぐらい(笑)。

このあいだの日本人補習校の面談で、担任の先生も「カタカナが苦手な子は、補習校に特に多い」と。でも漢字のほうがよけいにややこしいのに、何でまたカタカナよりできるのか?

活字中毒の僕は、ぜひ子どもたちにも日本語の読書を楽しめるようにはなってほしいのですが、一歩前進・・・でしょうか。

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バイリンガルの卵・・・

2009年10月19日

2歳の息子ヒデも、うまい具合にバイリンガルになりつつあるようです ミ凸ヽ(^_^ )

家内がベトナム語で「パパにありがとうは?」って言うと、しっかり「あんがと」(まだしっかり発音できない)。

僕が日本語で「ママにありがとうは?」って言うと、これまたしっかりと"Cam on, me~"。その他もろもろ。

hide nha hang 2.JPGよくしっかりと使い分けられるものだと、感心します。

まあもちろん、モノリンガルの子より随分と遅れていますが、これは仕方がない。お隣さんの同じ年女の子は、もうそれなりの「会話」ができるようになってますが、うちのヒデはまだそこまでは行ってません。2つも言葉をインプットしなきゃいけないんだから、焦るのは禁物です。

ところで、他の方のバイリンガル子育てブログを見てみると、「子どもの言葉がちゃんぽんになってしまう・・・」とお悩みの方も少なからずいらっしゃるようですが、我が家ではないですね、ありがたいことに。上の娘のにも、下の息子にも。

僕と家内の会話は、「僕が日本語で話しかけ家内がベトナム語で返す、家内がベトナム語で話しか僕が日本語で返す」パターンなのですが、多分これがいいんでしょう。

写真は近所のビフテキ屋さん、Hoa Diem Son で。おいしかったです、ごちそうさまでした~。

そういえばベトナム語にも、「ごちそうさまでした」にあたる言葉はないです。


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勉強・勉強・また勉強

2009年10月9日(金)

上の娘が放課後の補習クラスに入りましたが、それで月・水・金は帰宅するのが夕方5時20分ぐらいです。火・木は4時ちょっとすぎ。

それから日本のTV番組をネットで見て、7時ごろから晩ご飯、お風呂。そして9時前後から日本語の勉強(というか、日本人補習校の宿題)を1時間ぐらいやって、寝る。そんなスケジュールです。なんだか、勉強ばっかりですね・・・。

自分が小学生のころは、放課後は遊び仲間と遊ぶ時間。うちで勉強した覚えなんて、ほとんどありません。「小1から塾だなんて、子供の本分から外れている」とずっと思っていました(今でも思ってます)が、結局は自分の子供もそういうことに。

「バイリンガル」を目指す(正確には「目指させる」、か)には、当然モノリンガルだった自分とは違い、犠牲にせざるをえないものもあります。それがうちの場合、放課後に友達と遊ぶ時間。

もし僕が日本に住んでいたら、間違いなく塾に行かせるようなことはなかったと思います。が・・・。

本人は勉強好きで、それほど苦にはしていないようですが、やっぱりちょっと不憫です。


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塾、というか補習・・・

2009年10月5日(月)

ベトナムの先生(公務員)は、日本と違い副業が認められています。ベトナムでは、教師というのはステイタスはありながらも給料が驚くほど安い職業なので、先生たちは積極的に副業をします(笑)。あるいは、給与の不足を副業で補えという、政府の方針なのか(爆)。

で、その教師の副業の第一が、塾というか補習のようなもの。学校が終わってから、自宅や学校の教室などで教えるわけですね。

そしてここがベトナムの教育現場の負の部分なのですが、副業の塾のほうに熱心で、本業のほうに熱が入らない・・・という点。ひどいのになると、自分の塾に入っている生徒には贔屓でいい評価をつけるとか、教室ではまともに教えず、「わかりたければ塾に来い」とか・・・。

まあ、もともとベトナムの教育の質は高くないので、必然、補習というものが必要になるのかも知れませんが・・・。

僕は別に「学校の成績なんて悪くてもいい」派でしたが、それでも落ちこぼれてしまう・・・というのも考え物だし、かわいそう。「先生はわからなくても説明してくれない」と。

ということで、仕方がなしに放課後、その塾というか補習を受けることにあいなりました。最初は少し嫌がってましたが、行ってみれば「わからないところをよく教えてくれる」と、本人も喜んでます。ちょっと複雑な気分ではありますが・・・。

娘の小学校は、午後4時終業。それから15分休憩で、5時15分まで1時間の勉強。それが、月・水・金の週3回。

自分の小学校時代を振り返ると、遊んでばかりで塾なんて行っていませんでしたし、今でも「子供はそれでいい」と思ってます。が、結局こういうことになってしまいました。


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バイリンガルの頭の中の、言語スイッチ

2009年10月3日

たまたま、イギリスでバイリンガル子育てをしていらっしゃる女性の方のブログを拝見し、興味深いことが書いてありました。要約すると、

ハーフの子はよく英語名と日本名二つをもっているが、日本語を話す人たちは日本名で、英語を話す人たちは英語名で彼らの事を呼ぶ。やっぱり英語を話す人たちには横文字の名前の方が覚えやすいし、呼びやすいのだろう。

例えば「Mark-太郎」だったとしたら、

「お名前は?」 → 「たろう!」
「What's your name?」 → 「Mark!」

うちの子も話す面ではバイリンガルで、日本名とベトナム名2つもっていますが、そういえば同じです。

「お名前は?」→「ゆみです」
"Be ten gi ? "→ "Dung My" (「お名前は?」→「ユン・ミーです」
*Dung My はベトナム語発音で「ユン・ミー」。「ドゥン・マイ」じゃないです(笑)

前に「バイリンガルは相手の顔を見ることで言語スイッチが切り替わるのでは?」とこのブログに書いたことがありますが、これも頭の中の言語スイッチが切り替わっているってことなんでしょうね。

そういえば、日英バイリンガルの方で、日本語を話すときと英語を話すとき、自分の性格がちょっと変わる・・・と本に書いていた方がいましたが、そのへんはどうなんでしょう。これから観察してみます^^。


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