ベトナムでバイリンガル子育て

2009年8月

お昼寝枕

2009年8月28日

ベトナムには昼寝の習慣があります。会社とかでも、昼ご飯の後は床に新聞紙を敷いてお昼寝・・・がベトナムの日常風景です。

が、今日娘が小学校から持ち帰ってきた「お知らせ」には、お昼寝用の枕を学校へ持ってくるように、と。幼稚園ならわかりますが、小学校でもお昼寝用枕を学校に置いておくのか・・・。ちょっとびっくりでした^^。

幼稚園ではたしかにお昼寝の時間があり、みんな教室の床でお昼寝していました。今2歳の息子もそうです。幼稚園のお昼寝の時間なら、日本でもあるかな。

でも小学校に上がっても昼寝タイムがあるとは思いませんでした。幼稚園と違い、小学校の教室は机が並んでいるし・・・。どうやって寝るんでしょう?

家内が作ったお昼寝枕
makura.JPG

ー後記ー
どうやら昼休みは教室の机を男の子たちが全部後ろに下げて、ござをしいて昼寝するそうです。


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午前10時半のベトナムお父さん達

2009年8月26日

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(AM10時半のお父さんたち・・・HCM市のとある学校前)

ベトナムの小学校では、少なくともホーチミン市では、家族の誰かが学校まで送り迎えをします。日本のような子どもらだけでの集団登下校とかはありません。

小1になったわが娘も、(今は夏休み短縮時間の期間なので)朝7時に登校して、10時半に僕が迎えに行きます。

で、周りを見ていると、迎えに来る家人の3割ぐらいがオトウサン・・・。もう1割ぐらいがじいちゃん・ばあちゃんで、残り6割ぐらいがお母さん達。オトウサン、仕事はどうしたの?

僕の場合は自宅での自営業で、小学校までも歩いて30秒ぐらいしかかからないからいいのですが、なぜにこんなにたくさん、真昼間にお父さんが子どもを迎えに来られるのか・・・。

ベトナムの男どもは働かない、とは昔からの定説ですが、今でも自体は変わらないようです(笑)。


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ローカル小学校・初授業

2009年8月17日。

本日は上の娘の、ローカル小学校初授業の日。ちなみに、入学式なんてものはありません(笑)。

日本では少子化が深刻な問題になっていますが、ベトナムは全くそんなことはないようで。

娘の学年、新入生が約200人...。

別に大きい小学校じゃないですよ。ホーチミン市ではごく普通のサイズの小学校です。

それでも、大都会ホーチミン市は出生率が低め。平均3人ぐらい?特に地方の農村では、6人とか7人兄弟も別に珍しくはありません。うちの日本語クラスの学生にも、9人兄弟!なんてのがいます。

話し戻って、ベトナムの社会は、朝が早い!娘の小学校も、朝7時に授業開始です。今日は早起きして、娘を学校へ送り出し・・・。徒歩1分なので楽なもんなんですが(笑)。

今月いっぱいは午前中授業で、来月から一日授業になるようです。


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ベトナムの学校教育・その質・・・

2009年8月11日

うちの娘は9月からベトナムのローカル小学校に通うので、ベトナムの学校教育の質は大いに気になるところです。

で、本日のニュース。

この指示(2009~10学年度就学前教育・普通学校の重点任務)では取り組むべき重要な内容の一つとして、2009~10学年度以降2年間かけて中学校と高校での「読み・書き写し」による教育をなくしていく方針を打ち出している。「読み・書き写し」教育とは、教師が板書する(または話す)内容を生徒がひたすら書き写す授業のこと。すべての教員と管理職に教育方法と管理方法の刷新が求められており、学校ごとに教育方法刷新に関する具体的計画を立案するよう求めている。

まあ前から聞いてはいたのですが、ベトナムでは「読み・書き写し教育」が当たり前のようです。

一昨年~去年ぐらいまで放送され流行っていたベトナムドラマ、"Gọi giấc mơ về"。田舎の女子高生の成長物語なので、結構面白くて私も毎日見ていたのですが、このドラマの授業風景に一度も「先生が教壇に立って教えている」シーンが全然なかったんですよね。授業の風景といえば全て、『生徒が前に出て黒板に練習問題の答えを書いている』シーンか、ひたすら練習問題を解いているシーン。

ちなみに、すごく流行った"Gọi giấc mơ về"のドラマソング


日本人の私はものすごく違和感を感じたのですが、ベトナム人の家内曰く、こんなもん(笑)。

やはりベトナムの教育の質は期待できないようです。


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ベトナム小学校の国語教科書

2009年8月5日

今日は学校指定の本屋で、教科書一式を買い揃えてきました。日本人補習校でなくて、ローカル小学校のほうです。

そのなかの国語の教科書。文中の挿絵は全てベトナム田舎の農村や漁村風景です。草を食む水牛、お椀舟の漁師、菅笠にアオババという民族庶民衣装を着たお母さん・・・。今ではベトナムでもよほど地方へ行かない限り見られない光景です。

日本人が「兎追いし、かの山・・・」の『故郷』を聞けば郷愁を感じるでしょうが、しかし実際に山で兎を追ったことがある人など、ほとんどいないでしょう。

ベトナムでも同じで、ハノイやホーチミンといった都会に住むベトナム人でも、こういう菅笠アオババ姿に郷愁を感じるそうです。実際にこういう風景の中で生活したことはないはずなのに・・・。

こういう『郷愁』という感覚は、あるていど学校教育によっても作られるのだな・・・と思った次第でした。

ベトナムの国語教科書表紙。アオザイ先生と子供たち
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ベトナムの国語教科書の1ページ。田舎の田園風景。
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